こんにちは、しじみです。 今回は、装画の美しさに惹かれて衝動買いした一冊。 でも、美しいのは表紙だけじゃなかった…。 読み始めてみたら、驚きの連続。「え!」「やば!」「うそ!?」と独り言が止まらないまま、気付けば朝を迎えていました。 電子書籍で読んだのに、あまりに良すぎて文庫本まで買い直してしまった、私の「激推し本」を紹介します。
作品情報
序盤はまるで「ミステリガイド」。
読み始めてすぐに感じたのは、圧倒的な「ミステリ愛」です。 登場人物たちの会話や物語の端々に、古今東西のミステリ作品へのリスペクトが溢れていて、序盤は物語というより「極上のミステリガイド」を読んでいるような感覚。 「ミステリってこういう楽しみ方があるんだ!」と、知識の扉を開いてもらったようなワクワク感があり、物語が動く前から興味深く読み進められました。
怒涛の伏線回収。「え!やば!」深夜の悲鳴。
そんな「楽しいガイド」のような雰囲気から一転、後半は怒涛の展開です。 そこまでに散りばめられた伏線が、恐ろしい勢いで回収されていきます。 「え!」「やば!」「うそ!?」 深夜に何度叫んだかわかりません。夢中でページをめくり、衝撃の事実にまた前のページに戻り……を繰り返しているうちに、窓の外が明るくなっていました🤣 560ページという厚みが、一瞬で溶けていくような感覚でした。
『十角館』を読んでから挑んで、大正解でした!
実はこの本、「ミステリの有名作を何冊か読んでからの方が楽しめるよ」というアドバイスを頂いて、『十角館の殺人』を読んだ後に挑戦しました。(もっと読む予定だったのですが我慢できなかった🤭) これが結果的に大正解!! 『十角館』の熱が冷めやらぬうちに読んだので、めちゃくちゃ興奮しました。きっと、もっとミステリーに詳しい方が読んだら、終始ニヤニヤが止まらないんだろうなと思います。
油断禁物。美しく終わった…と思った直後の衝撃。
これから読む方に一つだけ伝えたいのは、「最後まで気を抜かないで」ということ。 物語の終盤、「ああ、美しく決まったな……」と余韻に浸っていたら、そこから「まだ来るの!?」という衝撃が待っていました。 最後の最後まで畳み掛けてくるこの構成、本当に凄すぎます。
まとめ:560ページ、至福の徹夜体験。
装画が美しくて電子で買った後、やっぱり手元に置きたくて文庫版も買ってしまいました。それくらい、中身も外見も美しい作品です。 「分厚い本はちょっと……」と敬遠するのはもったいない! ミステリ初心者の方も、「名作」をいくつか履修してから読むと、楽しさが倍増するはず。ぜひ、覚悟を決めて(できれば休日の前日に!)この硝子の塔に迷い込んでみてください。ミステリ好きの人生を一段階進めてくれる一冊です!

