【読書log#11】隣の人も殺人鬼かも…?タイトルに惹かれて衝動買いした一冊|シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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こんにちは、しじみです。 今回の本は、完全に「タイトル買い」です。
『人殺し日和』……なんて不穏で、でも惹かれちゃうタイトルなんでしょう☺️

実は私、これが人生初のアンソロジー(複数の作家さんの作品を集めた本)でした。 「一冊でこんなにたくさんの作家さんの世界を楽しめるなんて、めちゃくちゃ贅沢じゃん!」とホクホクしながら読み始めたんですが……結果、新たな自分の「好き」に気づいちゃいました。 グロさは控えめだけど、読み終わった後にしばらく他人が怖くなる。そんな刺激的な5編をご紹介します。


目次

作品情報

作品情報
  • 評価★★★★☆
  • タイトル:シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和
  • 著者:阿津川辰海、木爾チレン、櫛木理宇、くわがきあゆ、結城真一郎
  • 出版社:実業之日本社
  • ジャンル:ミステリー / アンソロジー / サスペンス
  • 初版:2025/11/12
  • シリーズ:ー
  • 読了日:2025/11/26
  • Kindle:259P

📝 あらすじ

あなたは、どの殺人鬼を好きになる……? 気鋭の作家5名が描く、圧巻の競演。

  • 阿津川辰海「シリアルキラーvs.殺し屋」:殺し屋への依頼は「ひと月以内に男を殺すこと」。
  • 木爾チレン「脳JILL」:景品が落ちる音と、人が転落する音に魅入られた女子高生。
  • 櫛木理宇「テキストブック・キラー」:殺人犯の無実を信じる女性との生活。
  • くわがきあゆ「私の伴侶」:自殺の名所がある街で暮らす漁師が見つけたもの。
  • 結城真一郎「ご乗車の際は」:他人の生殺与奪の権を握る快感を求めて……。

グロくないけど…隣の人が怖くなる。

「シリアルキラー」というタイトルから、血しぶきが飛ぶようなグロい話を想像して身構えていたんですが、意外にもグロさは控えめで読みやすかったです。

でも、それが逆にリアルで……。 特別なモンスターじゃなくて、満員電車で隣に立っている人や、すれ違った人が実はシリアルキラーかもしれない。 そんな「日常に潜む狂気」を感じてしまって、読み終わった後はしばらく他人が怖くなりそうです😱

阿津川作品で「好き」を発見! ラストの結城作品はガチで怖い。

5人の作家さんがそれぞれ全く違う作風で描いているので、飽きずに最後まで楽しめました。

個人的なNo.1は、トップバッターの阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』。 これ、私の大好物な「頭脳戦・心理戦」って感じで最高でした! 「あ、私ってこういう作品が好きなんだ!」と、自分の読書の好みを新発見できてすごく嬉しかったです。

一方で、一番怖かったのはラストの結城真一郎さんの『ご乗車の際は』に出てくるシリアルキラー。 もう、シンプルに恐怖。現実にこんな人と出会ってしまったら…と、想像してゾッとさせられました。

「贅沢!」だけど「もっと読みたい!」のジレンマ。

初めてのアンソロジー体験。「いろんな作家さんのお試しセット」みたいで、すごく贅沢な気分を味わえました。 でも……それゆえの悩みも。

短編だから、面白くなってきたところで終わっちゃうんです! 「えー! もっと読みたいよー!!」 と、物足りなさを感じてしまうほど、どのお話も魅力的でした。 次は気に入った作家さんの長編を探してみようかな、という「次へのステップ」としても最高の一冊でした。

まとめ:面白い! でも……もっと読ませてくれー!!

5編ともそれぞれ違う面白さがあって最高だったんですが、正直に言います。 短編じゃ物足りない!!あっという間に終わってしまうので、読めば読むほど「長編でじっくり読みたい欲」が刺激されちゃう罪作りな一冊でした。 阿津川さんの頭脳戦も、結城さんの恐怖も、もっと浴びたい。読書欲を爆発させたい時にぜひどうぞ!

人殺し日和アイキャッチ

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この記事を書いた人

読書1年生🔰のしじみです。積読を減らしたり増やしたりしながら、本の感想をゆるく記録しています。

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