こんにちは、しじみです。 今回は、タイトルに惹かれてずっと気になっていた一冊。Xでも「面白い!」というおすすめが流れてきて、ついに手を出してしまいました。
でも、読んでる途中思ったんです。 「……これ、読む時間間違えたかも」
てっきり、ちょっと不気味な隣人との不穏な人怖ストーリーかと思って油断していたら、普通に怖い。いや、だいぶ怖い! ホラー映画もお化け屋敷も絶対無理な私が、深夜に震えながら読み進め、怖くてトイレに行けなくなって後悔した……でも面白すぎて止まらなかった! そんな「劇薬」のような一冊を紹介します。
作品情報
📝 あらすじ|条件はひとつ、“隣人と仲良くすること”
実母のせいで貯金も住処も失い、人生に絶望していた主人公・タカヒロ。彼が見つけたのは、「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中! 月給15万〜 ※住み込み必須」という怪しすぎる求人だった。 雇用の条件はただ一つ、『隣人と必ず仲良くすること』。 藁にもすがる思いでマンションに流れ着いた彼を待っていたのは、明らかに人間ではない「隣人」だった。ベランダ越しに語られる隣人の「怪談」は、次第にタカヒロの現実を浸食し始めて……。
「かわいい」と「恐怖」の温度差がすごい。
今年5冊目に読んだこの本。私にとって、記念すべき(?)「初めてのホラー」挑戦。
隣人が語る怪談の短い章と、日常パートがあって、どの章も短いのでサクサク読めました。
主人公のタカヒロが淡々としていて、異様な状況なのに普通に受け流す彼に、つい「フフッ」と笑ってしまう場面もあって。
隣人も、ベランダ越しに話していると、なんだか可愛く見えてくる。「あ、意外といい奴じゃん!」なんて。 ……でも、それが罠でした。
油断してニヤニヤしていたら、急に放り込まれる「普通にただ怖い話」。 さっきまでのほのぼの空気はどこへ!? まさにジェットコースター。この「落差」が、ジワジワと精神を削ってきます。
深夜の読書は「絶対NG」です。
正直に言います。私、ホラー全然向いてないです。 映画もお化け屋敷も絶対無理なタイプ。それなのに、なんで夜に読み始めちゃったんだろう……😭
物語が進むにつれて、少しずつ、でも確実に「不穏」な空気が濃くなっていくんです。 ふとした描写、隣人の何気ない一言。それがボディブローのように効いてきて、深夜の静かな部屋で一人、「ひっ」と声を上げそうになりました。
「もう怖いからやめよう」 何度そう思ったことか。でも、続きが気になって手が止まらない! 怖いもの見たさって本当にあるんですね。「やめたいのにやめられない」という恐怖体験を味わいました😇
読み終わった後、表紙を見て鳥肌。
なんとか読み終えて、ふと表紙のイラストを見返したときです。
「あーーー!! これ、描かれてたんだ!!」
読む前には気付かなかった、「彼ら」に気付いてしまって、そこでまたテンションが上がると同時にゾワッとしました。 これから読む方は、読了後にぜひもう一度、じっくり表紙を眺めてみてください☺️
まとめ:謎が深まって、続編不可避。
読み進めるうちに、隣人の正体や背景が「少しずつ明らかになっていく」面白さがあるんですが、それ以上に「余計に謎に包まれていく」部分も…😇
「え、結局あれはどういうこと!?」 「あの章の意味は……?」
と、めちゃくちゃ気になることも多いまま終わるので、これはもう続編を読むしかありません。 怖くて怖くて、深夜に読んだことを激しく後悔したけれど……結果、最高でした。 ホラーが苦手な私でも完走できた(というか疾走した)ので、食わず嫌いしている方にもおすすめしたい一冊。
ただし、苦手な方は絶対に「明るい昼間」に読んでくださいね。 約束ですよ……👻

